
いろいろな煙突がありますが、主な煙突のいくつかをご紹介します。
酒蔵や醤油、味噌醸造業と煙突について。
昔は、原料(米、大豆など)を蒸したり、もろみを蒸留させたり、殺菌の為の火入れの時にボイラーの燃料として石炭を使用してました。
その際に発生する大量の煙を逃がす為に高い煙突が必要でした。
高い煙突は醸造業のシンボルであると同時に広告塔の意味もありました。
現代は燃料がガス等に代わり煙が発生しないボイラーを使用するため煙突は無用になりましたが、なぜ無用の煙突が残っているのでしょう。
一つの理由は、醸造業や酒蔵のシンボルとして広告塔、ランドマークとして残っている。
もう一つの理由として、老朽化が進んで解体したいが解体費用が高額でありそのままにしている。
この二つが大きな理由みたいです。
昔は、お風呂屋さんの高い煙突がシンボルで脇や裏には山積みの薪を目にした方も多いのではないでしょうか。
しかし今の時代は薪を燃やすことにより環境に影響があるなど、また薪をコンスタントに集めることもままならない昨今、ほとんど見ることは出来ないのが現実でしょうか。
薪を使用していた昔では考えられないことですが、今のお風呂は、コンピューター管理で自動的にお湯を沸かし始めます。
昭和30年~40年代の工業地域では、工場の煙突から出る煙で空気の汚れがひどいために、マスクをして登校する子供たちの姿が見られました。
第二次世界大戦後、昭和30(1955)年ごろから日本経済は急成長しました。
エネルギーの消費量は10年間で約3倍になりました。
臨海部の工業地域に石油化学コンビナートなどのいろいろなコンビナートや工場が集中し、煙突から硫黄酸化物(いおうさんかぶつ)(SOx)などが出され、激しい大気汚染を引き起こしました。
現在は、国や企業の取り組みによりかなり改善されてきています。